バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタこの公演の模様は最近Atlusからラヴェルが演奏された日と、「幻想」が演奏された日の、各々の東京公演分がCD化されています。この公演は当時の音楽雑誌にも大きく取り上げられましたが、とにかく当時レコード等で聴いていたこのコンビの演奏とあまりにも違う、激しさと熱気が全公演を覆った公演となりました。
」この公演の3年後、クリュイタンスが亡くなりパリ音楽院管弦楽団も解散し、このサウンドは永遠に失われてしまうことを考えると、その最後の時期に日本にこうして来日してくれたことがせめてもの救いという気もしちゃうんだよ。これはまさに当時のパリ音楽院のすべてをご開帳したようなかんじのもので、もし現在このコンビによる上のプログラムで日本公演があったとしたら、1時間もたずに全公演完売してしまうのではないでしょうか。
後に「あまりの素晴らしさに、日本のオケに絶望感すら感じさせた」とまでいわしめた、この公演は全部で5種類のプログラムからなり、4/28から5/11にかけて、大阪のフェスティバルホールと、東京上野の文化会館で各5公演、そして福岡で1公演の、全国で11公演が行われました。
ただやはりボストンとパリのオケの色彩の違いは大きく、この時初めて「フランスの音」を聴いたというかんじの印象を受けた人が多かったようです。
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